2022年9月8日(日本時間)、Appleは新製品発表イベント「Far Out」で新型「Apple Watch 8」を発表しました。2015年の登場から、今年で8代目となるアップルウォッチ8は、新機能を搭載してさらなる進化を遂げています。
ラインナップには価格を抑えた「Apple Watch SE」に加え、新たに高機能モデル「Apple Watch Ultra」が追加されたことも注目です。
今回は、新型Apple Watch 8の発売日やスペックなどの最新情報をまとめましたので、ご紹介します。
目次
Apple Watch 8の発売日
Apple Watch 8とiPhone14 発売日は、同じ日となっています。ただし、予約開始日はApple Watch 8の方が1日早いようです。
予約開始日
- 2022年9月8日(木)
発売日
- Series 8:2022年9月16日(金)
- SE:2022年9月16日(金)
- Ultra:2022年9月23日(金)
Apple Watch 8の価格
Apple Watch 8は、前モデルのSeries 7から約1万円の値上がりになっています。SEも前モデルより約5000円の値上がりとなっていることから、円安の影響は避けられないようです。
Apple Watch Series 8
- GPSモデル:59,800円(税込)~
- GPS+Cellularモデル:74,800円(税込)~
Apple Watch SE
- GPSモデル:37,800円(税込)~
- GPS+Cellularモデル:45,800円(税込)~
Apple Watch Ultra
- GPS+Cellularモデル:124,800円(税込)~
Apple Watch 8のスペック
前モデルのSeries 7と比べ、スペックやデザインには大きな変化はありません。
- プロセッサ:S8(64ビットデュアルコアプロセッサ)
- ワイヤレスチップ:W3/U1チップ(超広帯域)
- ディスプレイ(45mm):常時表示Retinaディスプレイ(396×484)
- ディスプレイ(41mm):常時表示Retinaディスプレイ(352×430)
- 通信方式:LTE/UMTS/Wi-Fi/Bluetooth
- ストレージ:32GB
- バッテリー:最大18時間
- 仕上げ:アルミニウムケース/ステンレススチールケース
- 耐水性能:50メートル
- サイズ(45mm):45mm×38mm×10.7mm
- サイズ(41mm):41mm×35mm×10.7mm
- 重量(45mm):38.8g(アルミニウム)/51.5g(ステンレススチール)
- 重量(41mm):32.0g(アルミニウム)/42.3g(ステンレススチール)
Apple Watch 8の5つの新機能
Apple Watch 8は、新機能が追加されたことで、より高度なデバイスへと進化しています。
① 皮膚温センサー
Apple Watch 8は、新しく皮膚温センサーを搭載しました。睡眠中の皮膚温を記録し、時間経過による変化を知ることができます。また、周期記録アプリでは過去のデータから排卵のタイミングを推定し、月経周期についてチェックが行えます。女性の健康に大切な情報を詳しく知らせてくれる新機能です。
② 睡眠アプリ
Apple Watch 8には、睡眠アプリが搭載されています。睡眠アプリは「レム睡眠」「コア睡眠」「深い睡眠」などの細かい睡眠状態を記録してくれます。さらに、それぞれの時間の長さや目覚めそうなタイミングのデータも詳しくチェックすることが簡単にできる便利なアプリです。
③ 衝突事故検出
Apple Watch 8は、衝突事故検出が搭載されました。自転車で重大な衝突事故に遭った場合、アップルウォッチが自動的に緊急通報サービスや緊急連絡先に連絡してくれます。10秒のカウント後にユーザーの応答がない場合、緊急通報サービスに連絡する仕組みです。
④ ワークアウトアプリ
Apple Watch 8では、ワークアウトアプリが強化されました。新しいワークアウト表示により、心拍数範囲などを一目でチェックできるようになっています。また、「ワーク」「リカバリー」をカスタマイズして自分のトレーニングスタイルに合わせた設定も行えます。
⑤ 低電力モード
Apple watch 8には、新しく低電力モードが搭載されました。常時点灯表示や一部ヘルス向けセンサー機能は使えなくなりますが、バッテリー持続時間を最大36時間にすることが可能になります。通知の受け取りやアクティビティの記録は更新されるため、充電残量が気になる時に重宝する機能です。
まとめ
Apple Watch 8は、デザインやスペックの面で大きく変化していませんが、新機能により堅実な進化を遂げています。
価格を重視するならSE、さらなるパフォーマンスを求めるならUltraといったように、自分の予算や目的に応じて選びやすくなったのも嬉しいポイントです。
アップルウォッチをまだ手にしたことがない方は、これを機に活用してみてはいかがでしょうか?