今回の記事では、【Atomic Heart】の評価・レビュー・感想をまとめていきたいと思います。
ネット上での評判・感想・レビューと当サイト独自の評価をご覧下さい。
目次
Atomic Heartの発売日・価格・対応機種・ジャンル・メーカー
Atomic Heartの発売日・価格・対応機種・ジャンル・メーカーは以下の通りです。
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発売日:2023年4月13日
価格: パッケージ版 8,800円(税抜)
対応機種:Xbox One /Xbox X|S/Steam/Playstation 4/ Playstation 5
ジャンル:アクションRPG
メーカー:Beep Japan
2017年に発表されてから、ゲームの雰囲気やストーリーが多くのゲーマーの間で話題になり、約6年の月日を経て今年念願の発売となりました。
本作は、史実と異なる歴史を歩んだ1955年のパラレルワールドの旧ソ連が舞台のアクションFPS。科学技術が現実世界の現在よりも遥かに進んでいるこのソ連では、多くのロボットが人間の生活向上のために使われています。
そんなロボット達の制御の有効性を高めるために、第一人者であるサチノフ博士率いる科学者グループはアシスタントロボットをネットワークに組み込み『コレクティヴ1.0システム』を立ち上げます。それからは、ロボットが職場で人間に取って代わることに成功し、今までとは全く異なる驚異的な進歩と成果を達成します。都市を建設し、空と陸の物流ルート、災害の際に人命救助もこなすロボットたちは、ソ連の人々にとって生活に欠かせないものとなっていきました。
サチノフ博士はそれから数年後、物質が人体に活着する性質能力『ポリマー同化適応』を発見します。これによってユーザーがインターフェイス機器を接続・装着することで、『コレクティヴ1.0』に参加し、遠隔でロボットの操作や、『心』を読んだりすることまで可能に。
実験が成功し、全ソ連人口のポリマー化が開始。コレクティヴ2.0のアップデートをローンチに控えた空中都市『チェロメ』で事件は起こります。
本作の主人公は記憶を無くした国家の特別捜査官『P-3』。義手である左手のグローブには、様々な特殊能力と自律回路を持った相棒の『チャールズ』がいます。空中都市『チェロメ』にて優雅に空中遊覧していたP-3でしたが、ロボットたちが反乱を起こし人間を虐殺し始めます。
Atomic HeartのPV動画
Atomic HeartのPV動画をご覧下さい。
Atomic Heartの評判
ここからは、Atomic Heartのネット上での評判を掲載しています。
Atomic Heartのレビュー
本作はとにかくビジュアルとグラフィックが迫力満点です。SFチックで独特な世界観を上手く表現しており、建物の外装や街並み、内装やデザインなど目を奪われるものが盛りだくさん。グラフィックが良すぎるため、独特な動きをみせるロボットたちは不気味でしかなく、時折急に出現する場面なども多いため、ちょっとしたホラーテイストの緊迫感も味わえます。システムとしては、独特な見た目の重火器と『チャールズ』を駆使した特殊能力を使いながら繰り広げる銃撃戦、そしてアドベンチャージャンルのような謎解き要素も登場します。どちらかというと『バイオショック』のようなアドベンチャー要素も強めの作品となっており、『死にゲー』と噂されるほど難易度が高い作品でもあります。
ゲームの流れとしては、ストーリーが展開、オープンフィールドを経由・探索しながら次のストーリーの場所へと移動するといった流れになっています。オープンフィールドでは素材や物資を集めることもでき、セーブなどもフィールドに存在する赤い電話ボックスにて行うことができます。オープンフィールドでも様々な敵が登場し、経由・探索を行っているときに注意が散漫だと襲われてしまう可能性も。
そして、探索で集めた素材やアイテムを使うことでクラフトを楽しむこともできます。武器のクラフトやアップグレードなどやりこみ要素もあり、敵の倒し方によってはアイテムを落としたり落とさなかったりと倒し方の工夫も要求されます。
Atomic Heartの感想
本作は、開発元のMundfishの初作品ということもあってか、発表時から期待と不安を抱いたプレイヤーも少なくないと思います。実際に発売されてからは、高評価のコメントも多く寄せられています。実際に粗さが目立つ部分も多く、バグなども見つかっています。しかし、それらを踏まえたうえでグラフィックはもちろん、世界観とそのビジュアルの魅せかたが上手く、初作品としてはとても良い出来のゲームになっていると思います。
今後のMundfishの活躍にも期待ですね。